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つくば香風寮の里親支援活動日記

そもそも里親制度とは?

皆さん、ごきげんよう!
里親リクルーターです!



先週は各関係機関にご挨拶周りをさせていただきました。
我々を温かく迎え入れてくださり、
話を聞いてさまざまなご意見をくださいました。
皆さんが協力してくださるということで、とても心強く思います。
ありがとうございます。


今まで里親支援専門相談員の方々が丁寧に行ってきた広報啓発を
さらに盛り上げ、活発にしていけたらと思います。
これから宜しくお願い致します。



今日は、そもそも里親制度とはどんなものなのかをご紹介させていただきます。
Q&A方式で分かりやすくお伝えしたいと思います。



Q.里親制度ってなんですか?
 
A.里親制度は、児童福祉法に基づく公的な児童保護制度になります。



Q.里親ってなんですか?
 
A.里親とは、親の病気・失踪・離婚など様々な事情により
家庭で暮らせない子どもたちを、自分の家庭に迎え入れ、
温かい愛情と理解をもって
家庭的な雰囲気の中で育てていただく方のことです。



Q.里親って養子縁組のことですか?
 
A.里親制度は、児童福祉法に基づく子どもの福祉の制度になります。
対して、養子縁組(特別養子縁組含む)は民法に基づく制度になります。
子どものパーマネンシー(永続性)を保障する上で、養子縁組も必要ですが、
今必要としているのは、一定期間、子どもを預かり養育してくださる、
里親制度の養育里親
です。



Q.里親制度養子縁組の違いは?

A.『里親制度』は児童福祉法に基づいて、
育てられない親の代わりに一時的に家庭内で子どもを預かって養育する制度です。
里親には、里親手当や養育費が自治体から支給されます。

『養子縁組』は民法に基づいて、法的な親子関係を成立させる制度であり、
養親が子の親権を持つことになります。
  
養子縁組が成立した家庭には、自治体などからの金銭的な支援はありません。
また、養子縁組にも2種類あり、普通養子縁組は跡取りなど
成人にも広く使われる制度ですが、
  
特別養子縁組は、特に保護を必要としている子どもが、
実子に近い安定した家庭を得るための制度です。



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※日本財団HPより



今回は、里親制度とはどのようなものなのかを説明させていただきました。
今後、不定期更新にはなりますが、連載方式で里親についてさまざまなテーマを取り上げ、
こちらのブログで発信していきます。


まだまだ日本では馴染みのない里親制度ですが、
1人ひとりが里親について理解し、見守っていける社会を目指したいと思います。
社会的養護についての知識を、このブログを読めば身に付けられる!というツールを目指します☆

また、取り上げてほしい内容や、疑問質問などありましたら
つくば香風寮の里親リクルート係までお電話でも
このブログでもかまいませんので、ぜひお気軽にお問い合わせください。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!!

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☆そもそも里親制度とは? その2 ☆


皆さん、ごきげんよう!
里親リクルーターです!



毎日寒いですね…
つくば同仁会では、インフルエンザ予防接種を
子どもも大人も無事に終えました!
これからクリスマス会、餅つき、お正月と楽しいイベントが待っていますので、
これで無事に冬を過ごせることを祈ります!



さて、前回のブログでは、里親制度とはそもそもどのような制度なのかを
簡単に説明させていただきました。
お分かりいただけましたでしょうか?


今回は、里親制度をもう少し細かく説明していきます。



Q.里親に種別はありますか?

A.養育里親・専門里親・特別養子縁組里親・親族里親の4つがあります。


〇養育里親・・・様々な事情により、家族と暮らせない子どもを一定期間、自分の家庭で養育する里親です。

〇専門里親・・・養育里親のうち、虐待・非行・障がいなどの理由により、専門的な援助を必要とする子どもを養育する里親です。

〇特別養子縁組里親・・・養子縁組によって、子どもの養親となることを希望する里親
※2020年4月1日より、養子となる子の対象年齢を原則6歳未満から原則15歳未満まで上限年齢引き上げ
改正民法では本人の同意があり、15歳になる前から養親となる人と一緒に暮らしているといった条件を満たせば、
例外として15~17歳の縁組も認める、となります。


〇親族里親・・・実親の死亡や行方不明などにより、子どもの養育ができなくなった場合に、祖父母。きょうだいなど扶養義務のある親族が子どもを養育する里親です。
叔父叔母(伯父伯母)は養育里親になります。


Q.どのような子どもを預かりますか?

A.親の病気・失踪・離婚など様々な事情、または虐待などにより保護された、
いわゆる社会的養護の保護下におかれている子ども達です。適切な養育環境で生きてきた経験に乏しく、
虐待により深い傷を負っている子どもも少なくありません。
いわゆる育てにくさを感じてしまう子ども側の要因(発達障害・知的障害・精神疾患)もあります。
  

Q.里親を必要とする子どもはどれだけいますか?

A.社会的養護の保護下に置かれる子どもは全国で約4万6千人いると言われています。
現在はその中の約2割の子どもたちが里親家庭・ファミリーホーム(※)で生活しています。

※ファミリーホームとは・・・厚生労働省が定めた第二種社会福祉事業のことで、「小規模住居型児童養育事業」を行う住居のことを言います。
事業とありますが、里親や施設職員など経験豊かな養育者がその家庭に迎え入れて養育する「家庭養護」です。


Q.どうして里親制度を推進するの?

A.児童福祉法の一部改正により、児童福祉法理念がより明確になりました。
そこでは、家庭と同様の環境における養育の推進が挙げられています。

改正児童福祉法第3条の2
国・地方公共団体は、児童が家庭において健やかに養育されるよう、
保護者を支援するものとする。
ただし、家庭における養育が適当でない場合には、児
童が家庭における養育環境と同様の養育環境において継続的に養育されるよう、必要な措置を講ずるものとする。
  
と、あります。
また、①特定の大人との良質な愛着関係の構築
     健全な自己肯定感と基本的信頼関係の獲得
    ②良好なロールモデル(里親・大人)の獲得と大人観の刷新
    ③地域社会で得られる社会性
⇒これらすべては健全な子どもの人格形成に繋がります。
 家庭と同様の環境で育つことによって、
 これらを保障するためにも養育里親の推進が求められているのです。



☆補足:親族里親について

・親族里親は、両親等の子どもを現に監護している者が死亡・行方不明または拘禁などの状態になったことにより、これらの者による養育が期待できず、結果として施設への入所措置が余儀なくされる場合において、積極的に活用する。
その子どもの福祉の観点から、保護が必要な子どもを施設に入所させるよりも家庭的な環境の中で養育することが適当と決定した場合、
民法上の扶養義務の有無に関わらず、三親等以内の親族である者に子どもの養育を委託する制度である。
                                                                  (里親委託ガイドライン)

・対象児童…次の要件に該当する要保護児童
      1.当該親族里親に扶養義務のある児童

      2.児童の両親その他該当児童を現に監護する者が死亡・行方不明・拘禁・入院等
       の状態となったことにより、これらの者により養育が期待できないこと

・親族里親の要件
      1.「養育里親」の要件のうち、①及び④に該当すること
       ①要保護児童の養育についての理解及び熱意並びに児童に対する豊かな愛情
        を有していること。
        〔省令第1条の35第1号〕
       ④里親本人又はその同居人が次の欠格事由に該当していないこと。
         〔法第34条の20第1項、政令第35条の5〕
         ア 成年被後見人又は被保佐人(同居人にあっては除く。)
         イ 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがな
           くなるまでの者
         ウ 法、児童買春・児童ポルノ禁止法(児童買春、児童ポルノに係る行為等
            の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律)又は政令第35条の5
            で定める福祉関係法律の規定により罰金の刑に処され、その執行を終わ
            り、又は執行を受けることがなくなるまでの者
         エ 児童虐待又は被措置児童等虐待を行った者その他児童の福祉に関し著し
            く不適当な行為をした者

      2.要保護児童の3親等内の親族であること。
      
      3.要保護児童の両親その他要保護児童を現に監護する者が死亡・行方不明又は
       拘禁等の状態となったことにより、これらの者による養育が期待できない要保護
       児童の養育を希望する者であること。
                                                                                (里親委託ガイドライン)

※「養育里親」の要件のうち、「②経済的に困窮していないこと」「③都道府県知事が行う養育里親研修を修了していること」には該当しなくてもいいことになっています。


・扶養義務のない親族(おじおば)については、親族里親ではなく、養育里親を適用する。
これは、扶養義務おある親族(祖父母、兄弟姉妹等)は、親族里親として、児童の一般生活費等は支給するが、里親手当は支給しないこととする一方、扶養義務のない親族(おじ、おば等)は、養育里親を適用し、里親手当を支給できることとするものである。
 おじ、おばに対して養育里親の認定を行おうとするときは、家庭裁判所により扶養義務を設定されていないことを本人に確認すること と、なっています。


******************************************************


今回は法律も絡んでいてだいぶ専門的な内容になったかと思います。
勉強になりますね・・・!


次回は里親に必要な要件など、さらに深い内容に入ります!
今回の内容で、もう少しここを詳しく知りたい!ここが分からない!などありましたら
ブログへのコメント、各SNSでのDM、またはつくば香風寮の里親リクルート係までお問い合わせ下さい。


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里親に必要な要件は?

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皆さん、ごきげんよう!
里親リクルートです🌸


早いもので忘年会シーズンが到来ですね!
いよいよ年末という雰囲気が漂っておりますが、
この時期はインフルエンザなども流行ってくる時期ですので
皆様どうか手洗い・うがいと規則正しい生活、食事、睡眠、運動を心がけていきましょう!!






さて、今回のブログでは
里親に必要な要件について説明させていただきます。


資格や経験はいるのか?
年齢制限は?? 
などの疑問を抱かれる方が多いようです。


今回もQ&A方式にて説明します。


Q.養育里親に必要な要件とは?

 A.①要保護児童の養育についての理解及び熱意並びに
    児童に対する豊かな愛情を有していること。
〔省令第1条の35第1号〕

  ②経済的に困窮していないこと(要保護児童の親族である場合を除く。)
    〔省令第1条の35第2号〕

  ③都道府県知事が行う養育里親研修を修了していること。
    〔法第6条の4第1号、省令第1条の35第3号〕

  ④里親本人又はその同居人が次の欠格事由に該当していないこと。
    〔法第34条の20第1項、政令第35条の5〕

    ア 成年被後見人又は被保佐人(同居人にあっては除く。)

    イ 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、
      又は執行を受けることがなくなるまでの者

    ウ 法、児童買春・児童ポルノ禁止法
      (児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関す
      る法律)又は政令第35条の5で定める福祉関係法律の規定により罰金の刑に
      処され、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなるまでの者

    エ 児童虐待又は被措置児童等虐待を行った者その他児童の福祉に関し著しく
      不適当な行為をした者




Q.専門里親に必要な要件とは?

 A.①養育里親の①から④までのすべてに該当すること。

  ②次の要件のいずれかに該当すること〔省令第1条の37第1号〕

    ア 養育里親として3年以上の委託児童の養育の経験を有すること。

    イ 3年以上児童福祉事業に従事した者であって、都道府県知事が適当と認めたもの
      であること。

    ウ 都道府県知事がア又はイに該当する者と同等以上の能力を有すると認めた者
      であること。

  ③専門里親研修を修了していること。〔省令第1条の37第2号〕

  ④委託児童の養育に専念できること。〔省令第1条の37第3号〕


Q.養子縁組里親に必要な要件とは?

 A.①養育里親の①、②及び④のすべてに該当すること
   〔法第34条の20第1項、政令第35条の5、省令第36条の42第2項第1号及び第2号〕

  ②都道府県知事が実施する養子縁組里親研修を修了していること
   〔省令第36条の42第2項第3号〕


Q.親族里親に必要な要件とは?

A.①養育里親の①及び④に該当すること。〔省令第36条の47〕

  ②要保護児童の扶養義務者及びその配偶者である親族であること。〔省令第1条の39〕

  ③要保護児童の両親その他要保護児童を現に監護する者が死亡、行方不明、
   拘禁、疾病による入院等の状態となったことにより、
   これらの者による養育が期待できない要保護児童の養育を希望する者であること。
   〔省令第1条の39〕


公益財団法人 全国里親会より


以上がそれぞれの里親になるために必要な要件となります。


その他にも
里親が行う養育に関する最低基準の遵守をすること。
 虐待の禁止、健康管理、秘密の保持、金銭管理、記録の保持等…

・基本的には明確な年齢制限はありませんが、
 子どもが成人(20歳)する時に里親が65歳以下であることも目安の1つです。

・チーム支援なので他機関と連携して養育に当たれる方を求めています!


Q.連携する他機関にはどんなものがありますか?

 A.関係機関としては児童相談所、県の青少年家庭課、市町村、
  里親支援機関(指定された乳児院・児童養護施設)、里親会などです。

  里親手当等の金銭的な支援もあります。
   里親手当、一般生活費 など
   (中学校の塾、部活用品等、一部実費支給のものも有)


以上、里親になるために必要な要件を説明しました。

子どもに温かい家庭生活を提供できる方、育児経験を活かしたい方を求めています。

もし里親制度にご興味がありましたら、いつでもご連絡ください!

ぜひつくば香風寮の里親リクルート係までお問い合わせください。

それでは、またの更新にてお会いしましょう!


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【子どもの権利条約】をご存知ですか?



ごきげんよう!

まだお正月気分が抜けないまま仕事や学校始めを
迎えた方も多いのではないでしょうか。


無理せず、ゆっくりと過ごしていきましょう(´∀`*)


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さて今回は新年早々、子どもの権利条約のお話です!

とはいえ、堅苦しい内容ではありませんので
少し長いかもしれませんが、どうか最後までご覧ください(笑)



私達は日々、子ども達の暮らしを守っていますが、
同時に子ども達の人権も守っている、と言えます。


では、一体どんな権利が子ども達にあるのか、
私達大人はどんな権利を守るべきなのかを
今回は考えていきたいと思います。


子どもの権利条約について改めて学ぶ機会は
あまりないかと思います。

2019年は子どもの権利条約が採択されて30周年でした。


そんな節目でもありますので、
ぜひ皆さんも子どもの権利条約についてこのブログとともに
調べてみて、学んでみて、考えてみてください👀✨



**************************************


💛 今から30年前の1989年11月20日

第44回国連総会は全会一致で
「子どもの権利条約」を採択しました。


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日本で批准されたのは5年後の1994年5月のことです。

以来、196の国と地域が締結。
世界で最も広く受け入れられている人権条約となりました。


しかしながら、「子どもの権利」という言葉や考えが出てきたのは、ごく最近のことです。
まだまだ子どもを取り巻く厳しい環境は世界各地であります。


まずは、「子どもの権利条約」とはどういうものなのかを知ることで、
自分ができることは何なのか、考えたり実際に行動したりすることに繋がったら幸いです。




゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。


💙 1924年、第一次世界大戦のあと、現在の国際連合の前身である国際連盟は
「ジュネーブ・子どもの権利宣言」を採択しました。


これが「子どもの権利」がおおやけになった最初のものです。


次に、第二次世界大戦後再出発した国連が、
1959年に先のジュネーブ宣言とは別の「子どもの権利宣言」を改めて採択。
1978年に「子どもの権利条約」の最初の草案がポーランド政府から出され、
1979年にポーランドの提案を可決。

そこから条約の草案づくりをはじめました。
これが10年もかかったのです。


そして、1989年11月20日にようやく採択されました。


「宣言」は聞くものですが、
「条約」は実行を約束するものです。


宣言の10か条は54か条に増え、
「人類は」となっていた主語が
「国は」に変わりました。


子どもの権利について国が責任をもつことをはっきりさせ、
世界の国同士が助け合うこともはっきりさせました。

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宣言までの“子どもはおとなに保護され、教育される権利がある”という考え方から
もっと積極的に子ども自身が国やおとなに対して要求する権利をもっているという主体的な考え方に変わりました。


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💓 子どもの権利条約は、
   第1条から第41条までが第1部 
   第42条から第45条までが第2部
   第46条から第54条までが第3部という構成となっています。


今回は、たくさんある「子どもの権利」のなかから、
里親や社会的養護に関連する条について取り上げます。



第19条

1. 締約国は、児童が父母、法定保護者又は児童を監護する他の者による監護を受けている間において、あらゆる形態の身体的若しくは精神的な暴力、傷害若しくは虐待、放置若しくは怠慢な取扱い、不当な取扱い又は搾取(性的虐待を含む。)からその児童を保護するためすべての適当な立法上、行政上、社会上及び教育上の措置をとる。

2. 1の保護措置には、適当な場合には、児童及び児童を監護する者のために必要な援助を与える社会的計画の作成その他の形態による防止のための効果的な手続並びに1に定める児童の不当な取扱いの事件の発見、報告、付託、調査、処置及び事後措置並びに適当な場合には司法の関与に関する効果的な手続を含むものとする。



第20条

1. 一時的若しくは恒久的にその家庭環境を奪われた児童又は児童自身の最善の利益にかんがみその家庭環境にとどまることが認められない児童は、国が与える特別の保護及び援助を受ける権利を有する。

2. 締約国は、自国の国内法に従い、1の児童のための代替的な監護を確保する。

3. 2の監護には、特に、里親委託、イスラム法のカファーラ、養子縁組又は必要な場合には児童の監護のための適当な施設への収容を含むことができる。解決策の検討に当たっては、児童の養育において継続性が望ましいこと並びに児童の種族的、宗教的、文化的及び言語的な背景について、十分な考慮を払うものとする。

第21条

養子縁組の制度を認め又は許容している締約国は、児童の最善の利益について最大の考慮が払われることを確保するものとし、また、
a. 児童の養子縁組が権限のある当局によってのみ認められることを確保する。この場合において、当該権限のある当局は、適用のある法律及び手続に従い、かつ、信頼し得るすべての関連情報に基づき、養子縁組が父母、親族及び法定保護者に関する児童の状況にかんがみ許容されること並びに必要な場合には、関係者が所要のカウンセリングに基づき養子縁組について事情を知らされた上での同意を与えていることを認定する。

b. 児童がその出身国内において里親若しくは養家に託され又は適切な方法で監護を受けることができない場合には、これに代わる児童の監護の手段として国際的な養子縁組を考慮することができることを認める。

c. 国際的な養子縁組が行われる児童が国内における養子縁組の場合における保護及び基準と同等のものを享受することを確保する。

d. 国際的な養子縁組において当該養子縁組が関係者に不当な金銭上の利得をもたらすことがないことを確保するためのすべての適当な措置をとる。

e. 適当な場合には、二国間又は多数国間の取極又は協定を締結することによりこの条の目的を促進し、及びこの枠組みの範囲内で他国における児童の養子縁組が権限のある当局又は機関によって行われることを確保するよう努める。


[子どもの権利条約,第1部,第19条、第20条、第21条]





と明文されています。
この権利を守っているのが、児童養護施設・乳児院であり、
里親制度です。


その子にとって、どんな環境で暮らすことが一番良いのか、
児童相談所や警察、病院、自治体と連携して私達は日々働いています。


これからますます里親さんのニーズは増えるかと思いますが、
社会全体で里親さんを支えながら、ともに子ども達の暮らしを支えていけるよう
我々リクルーターも手を取り合い、寄り添い続ける支援をしていきたいと思います。


以下は、『子どもによる子どものための子どもの権利条約』という本にある内容を引用したものです。
子ども目線で解釈したもので、小学生でも理解できるような文となっており、とても分かりやすいです。




                 boys-286245_640 (1)



第19条 親から痛い目に、ひどい目にあわされるなんて。
1 ぼくら子どもだって、人間だ。 
 痛い思いをするのはいやだ。
 いやな思いもしたくない。
 ほうっておかれたくない。
 むりやり働かされたくない。
 もし、お父さんお母さん、それに代わる人が、
 そんないろんな“ひどいこと”をすることがあれば、
 国は、法律をつくるのはもちろん、
 そのほかにそういうことを防ぐために、
 できることは、
 みんなやってほしい。

2 国は、ぼくら子どもや、ぼくらを育てる人たちを、
 助けなきゃいけない。
 ぼくらがひどいあつかいをされることを前もって防ぐため、
 国は“ひどいこと”を見つけて、
 調べて、はっきりさせて、どうするか決めて、
 そのあともちゃんとめんどうみてほしいし、
 もしそうしたほうがいいときには、
 裁判なんかにしてもいい。
 そんな社会のしくみにしてほしい。

第20条 もし家族とくらせなかったら?
1 少しのあいだだけ、またはずっと、
 家族といっしょにくらせなくなった子どもや、
 またはその子にとって、
 家族からはなれたほうがいいという子どもは、
 国にとくべつに護ってもらったり、助けてもらえる。

2 そんなとき、国は法律に合わせて、
 親の代わりのつもりで、
 その子が世話してもらえるようにしてほしい。

3 たとえば、だれかべつの人に親代わりになってもらうことや、
 イスラム法でいうカファーラや、
 それがいい場合には、
 どこかのいい施設に入れてもらうことも入る。
 そういう場合は、たらいまわしにされないこと、
 大人になるまでずっと安心してくらせることが大切だよね。
 そして、その子がどういう中で育ってきたかとか、
 信じる神様、話す言葉なんかを
 十分に考えて、の上のことなんだけどさ。
 (ちなみにカファーラってのはね、
 お父さんお母さん、それに代わる人がいない
 ひとりぼっちの子どもを、
 近くに住む人たちが、“神の子”として、
 力を合わせて育てるしくみのことなんだって。)

第21条 ほかの人が育ててくれる場合は。

自分を生んだお父さんやお母さんじゃない人が、
お父さんお母さんの代わりになるしくみ
(養子縁組、っていうんだけどね)がある国は、
まずそれが、子どもにとっていちばんいいのか、
はっきりさせるようにして、
国は次のことをする。
(a)まず、かってにやっちゃいけなくて、
家庭裁判所(家族の中でおこるもめごとを、みんなの言いぶんを聞いて、
いろいろ考えて決めてくれるところだよ)
などで、その養子縁組をちゃんとみとめてもらうこと。
家庭裁判所などのほうも、
ちゃんと法律に合わせて、
もともとのお父さんやお母さんや子どもについて
よく調べてから、みとめなくちゃいけない。
また、必要だったら、
その養子縁組にかかわりのある人に
いろんなことを知らせてから、
よく相談して、賛成してもらう。

(b)国の中で、
お父さんお母さんの代わりになってくれる人が
見つからないとき、
また、子どもがどうしてもその国では
ちゃんと育ちそうもないとき
(ほら、戦争とか、食べものがたりないとか)だけは、
ほかの国で養子になることがみとめられる。

(c)ほかの国から養子縁組で来た子も、
国の中での養子縁組と同じように、
大切に護ってもらえる。

(d)国と国とのあいだの養子縁組で、
お金もうけをするなんて、
ぜったいだめ。

(e)もし、そうしたほうがいいってときには、
国と国とのあいだでとりきめをして、
ここで言っているようなことができるようにし、
ぼくら子どもの幸せにつながるようにしてほしい。”

小口尚子・福岡鮎美『子どもによる子どものための子どもの権利条約』(1995)小学館pp.74‐84





*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-*-*



権利でも制度でも、「知らない」というだけで
自分の身を守れなかったり損をしてしまったりします。

それは、子どもに限らず大人でもそうだと思います。

私自身もまだまだ知らないこと、勉強不足なことはありますが、
このブログを通して皆さんと共有していけたらと思いました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


参考文献を下記に記すのでぜひご覧ください!

また、ユニセフ協会(unicef)のホームページでも
見やすく、分かりやすく解説してあります。

そちらも要チェックです!☝☝



≪参考文献≫
小口尚子・福岡鮎美『子どもによる子どものための子どもの権利条約』(1995)小学館
協力/アムネスティ・インターナショナル日本支部+谷川俊太郎

公益財団法人日本ユニセフ協会「子どもにふさわしい世界‐子どもの権利条約採択30周年‐」
『unicef news vol.263 2019 autumn』(2019)pp.1-5
ホームページ https://www.unicef.or.jp



それでは、また次回!



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里親登録をし、里親になるには??



皆さん、ごきげんよう!


寒かったり暖かかったりと

気温差が激しい毎日ですね💦


まだまだインフルエンザなども流行しておりますので、

手洗い・うがいの徹底!こまめな水分補給!

居室の温湿度管理など気にかけて予防しましょう✨



さて、今回は里親になってみたいけどどうしたらいいんだろう??

そんな疑問を解決したいと思います👍




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まず、里親に興味を持ってくださった方は

県南県西地域にお住まいの方は

つくば香風寮の里親リクルーター 

増子(ましこ)もしくは 國松(くにまつ)
までお問い合わせ下さい📱

TEL 029-875-3451
✉ fostercare.kidskohoo@gmail.com


【対象地域】

土浦市 石岡市 龍ヶ崎市 取手市 牛久市 つくば市

守谷市 稲敷市 かすみがうら市 つくばみらい市 阿見町

美浦村 利根町 河内町 古河市 結城市 下妻市

常総市 筑西市 坂東市 桜川市 五霞町 八千代町 境町     となっています。





県央県北鹿行地域の方は

内原和敬寮 里親リクルーター 

梅澤(うめざわ) もしくは 新山(にいやま)
までお問い合わせ下さい。

TEL 029-291-3770
✉ satoriku@doujinkai.or.jp

【対象地域】

水戸市 笠間市 ひたちなか市 常陸大宮市 那珂市 小美玉市

茨城町 城里町 東海村 大子町 日立市 常陸太田市 高萩市

北茨城市 鹿嶋市 潮来市 鉾田市 神栖市 行方市 大洗町





ご連絡いただいたら、日程を決め、里親リクルーターがガイダンスを行います。

ちょっと話を聞いてみたい!ブログだけでは分からない!詳しく知りたい!

という方のお問い合わせも逐一おまちしております🌟





登録までの流れは、主に5ステップあります☝☝☝☝☝




【里親の申し込みから登録までの主な流れ】

① ガイダンス

   里親になりたい方は、居住地の管轄の里親支援機関にて

   里親リクルーターがガイダンスを実施。

   里親制度の概要について説明を受ける。


② 基礎研修・実習

   里親制度の概要を理解したうえで、

   基礎研修・実習を受講。

  
③ 認定前研修・実習
   
   基礎研修を受講し、里親制度を具体的に理解したうえで、

   認定前研修・実習を受講。

   実際に乳児院や児童養護施設へ行き、
 
   講習を受け、子ども達と関わる。
   

④ 申請書提出
 
   申請に必要な書類と研修修了書を添付し、

   児童相談所に申請書を提出。


⑤ 調査・審議認定・登録

   児童相談所は、

   里親申請者が里親として適当であるかどうか家庭訪問を行い、

   調査。

   児童相談所は、調査結果をふまえた意見を都道府県に提出。

   都道府県は、里親認定の可否について、

   児童福祉審議会に諮問。

   児童福祉審議会の審議結果をもとに、

   都道府県知事が里親として適格であると判断された者は

   里親として認定され、里親登録簿に記載。


以上、主な5ステップを経て、めでたく里親登録となります!




研修にはいくつかありますが、次のように体系づけられています。

基礎研修

里親になることを希望し、児童相談所等において一応の説明を受けた後、

里親制度の概要など、基礎的事項を学ぶ


認定前研修

基礎研修を受け、里親になる決意を固めたあと、登録が認められるまでに、

里親制度・里親養育の基本を学ぶ


更新研修

里親登録後は、養育里親は5年 専門里親は2年 養子縁組里親は5年

ごとに更新研修を受け、最近の社会情勢や養育上の課題の理解を深める

(親族里親は、研修受講は義務ではなく、当該委託児童の解除とともに登録取り消しとなる。)






※里親認定のための児童福祉審議会は、年に2~3回程度開催されます。

※「不適格」となり、里親として認定されない場合は、異議申し立てができます。


≪参照資料≫
公益財団法人 全国里親会『養育里親研修テキスト』





茨城県では、毎年7月と10月に認定前研修が実施されています。

ですので、その前にガイダンスと基礎研修を受講していただくのが

よいと思います。

里親リクルートとしましても、時期を見て情報を発信していきますので

引き続きブログをチェックしてください!

宜しくお願い致します!



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