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つくば香風寮の里親支援活動日記

☆そもそも里親制度とは? その2 ☆


皆さん、ごきげんよう!
里親リクルーターです!



毎日寒いですね…
つくば同仁会では、インフルエンザ予防接種を
子どもも大人も無事に終えました!
これからクリスマス会、餅つき、お正月と楽しいイベントが待っていますので、
これで無事に冬を過ごせることを祈ります!



さて、前回のブログでは、里親制度とはそもそもどのような制度なのかを
簡単に説明させていただきました。
お分かりいただけましたでしょうか?


今回は、里親制度をもう少し細かく説明していきます。



Q.里親に種別はありますか?

A.養育里親・専門里親・特別養子縁組里親・親族里親の4つがあります。


〇養育里親・・・様々な事情により、家族と暮らせない子どもを一定期間、自分の家庭で養育する里親です。

〇専門里親・・・養育里親のうち、虐待・非行・障がいなどの理由により、専門的な援助を必要とする子どもを養育する里親です。

〇特別養子縁組里親・・・養子縁組によって、子どもの養親となることを希望する里親
※2020年4月1日より、養子となる子の対象年齢を原則6歳未満から原則15歳未満まで上限年齢引き上げ
改正民法では本人の同意があり、15歳になる前から養親となる人と一緒に暮らしているといった条件を満たせば、
例外として15~17歳の縁組も認める、となります。


〇親族里親・・・実親の死亡や行方不明などにより、子どもの養育ができなくなった場合に、祖父母。きょうだいなど扶養義務のある親族が子どもを養育する里親です。
叔父叔母(伯父伯母)は養育里親になります。


Q.どのような子どもを預かりますか?

A.親の病気・失踪・離婚など様々な事情、または虐待などにより保護された、
いわゆる社会的養護の保護下におかれている子ども達です。適切な養育環境で生きてきた経験に乏しく、
虐待により深い傷を負っている子どもも少なくありません。
いわゆる育てにくさを感じてしまう子ども側の要因(発達障害・知的障害・精神疾患)もあります。
  

Q.里親を必要とする子どもはどれだけいますか?

A.社会的養護の保護下に置かれる子どもは全国で約4万6千人いると言われています。
現在はその中の約2割の子どもたちが里親家庭・ファミリーホーム(※)で生活しています。

※ファミリーホームとは・・・厚生労働省が定めた第二種社会福祉事業のことで、「小規模住居型児童養育事業」を行う住居のことを言います。
事業とありますが、里親や施設職員など経験豊かな養育者がその家庭に迎え入れて養育する「家庭養護」です。


Q.どうして里親制度を推進するの?

A.児童福祉法の一部改正により、児童福祉法理念がより明確になりました。
そこでは、家庭と同様の環境における養育の推進が挙げられています。

改正児童福祉法第3条の2
国・地方公共団体は、児童が家庭において健やかに養育されるよう、
保護者を支援するものとする。
ただし、家庭における養育が適当でない場合には、児
童が家庭における養育環境と同様の養育環境において継続的に養育されるよう、必要な措置を講ずるものとする。
  
と、あります。
また、①特定の大人との良質な愛着関係の構築
     健全な自己肯定感と基本的信頼関係の獲得
    ②良好なロールモデル(里親・大人)の獲得と大人観の刷新
    ③地域社会で得られる社会性
⇒これらすべては健全な子どもの人格形成に繋がります。
 家庭と同様の環境で育つことによって、
 これらを保障するためにも養育里親の推進が求められているのです。



☆補足:親族里親について

・親族里親は、両親等の子どもを現に監護している者が死亡・行方不明または拘禁などの状態になったことにより、これらの者による養育が期待できず、結果として施設への入所措置が余儀なくされる場合において、積極的に活用する。
その子どもの福祉の観点から、保護が必要な子どもを施設に入所させるよりも家庭的な環境の中で養育することが適当と決定した場合、
民法上の扶養義務の有無に関わらず、三親等以内の親族である者に子どもの養育を委託する制度である。
                                                                  (里親委託ガイドライン)

・対象児童…次の要件に該当する要保護児童
      1.当該親族里親に扶養義務のある児童

      2.児童の両親その他該当児童を現に監護する者が死亡・行方不明・拘禁・入院等
       の状態となったことにより、これらの者により養育が期待できないこと

・親族里親の要件
      1.「養育里親」の要件のうち、①及び④に該当すること
       ①要保護児童の養育についての理解及び熱意並びに児童に対する豊かな愛情
        を有していること。
        〔省令第1条の35第1号〕
       ④里親本人又はその同居人が次の欠格事由に該当していないこと。
         〔法第34条の20第1項、政令第35条の5〕
         ア 成年被後見人又は被保佐人(同居人にあっては除く。)
         イ 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがな
           くなるまでの者
         ウ 法、児童買春・児童ポルノ禁止法(児童買春、児童ポルノに係る行為等
            の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律)又は政令第35条の5
            で定める福祉関係法律の規定により罰金の刑に処され、その執行を終わ
            り、又は執行を受けることがなくなるまでの者
         エ 児童虐待又は被措置児童等虐待を行った者その他児童の福祉に関し著し
            く不適当な行為をした者

      2.要保護児童の3親等内の親族であること。
      
      3.要保護児童の両親その他要保護児童を現に監護する者が死亡・行方不明又は
       拘禁等の状態となったことにより、これらの者による養育が期待できない要保護
       児童の養育を希望する者であること。
                                                                                (里親委託ガイドライン)

※「養育里親」の要件のうち、「②経済的に困窮していないこと」「③都道府県知事が行う養育里親研修を修了していること」には該当しなくてもいいことになっています。


・扶養義務のない親族(おじおば)については、親族里親ではなく、養育里親を適用する。
これは、扶養義務おある親族(祖父母、兄弟姉妹等)は、親族里親として、児童の一般生活費等は支給するが、里親手当は支給しないこととする一方、扶養義務のない親族(おじ、おば等)は、養育里親を適用し、里親手当を支給できることとするものである。
 おじ、おばに対して養育里親の認定を行おうとするときは、家庭裁判所により扶養義務を設定されていないことを本人に確認すること と、なっています。


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今回は法律も絡んでいてだいぶ専門的な内容になったかと思います。
勉強になりますね・・・!


次回は里親に必要な要件など、さらに深い内容に入ります!
今回の内容で、もう少しここを詳しく知りたい!ここが分からない!などありましたら
ブログへのコメント、各SNSでのDM、またはつくば香風寮の里親リクルート係までお問い合わせ下さい。


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